乳酸菌

便秘でつらい妊婦さん腸内の善玉菌が元気なら、便秘に悩まされることもありません。けれど善玉菌が弱り、悪玉菌が勢力を拡大してくると、腸内環境が悪くなって、便秘しやすくなります

こうして一度悪くなった腸内環境を健康にするには、善玉菌(すなわち乳酸菌)の入った食べ物に頼るのが最良の方法です。あなたの腸に善玉菌の応援部隊を送りこむことで、悪玉菌を蹴散らそうというわけです。実際、からだに合う乳酸菌をとると、悪玉菌たちは “ナメクジに塩” 状態となって、元気を失います。

おいしい乳酸菌乳酸菌は、ヨーグルトやお漬け物、お味噌、おしょうゆなどの発酵食品に多く含まれます。毎日食することで、腸内がすこやかになり、おなかがスッキリするのです(๑′ᴗ‵๑)

乳酸菌を含む食品って?

ヨーグルト

カップ入りヨーグルト

ヨーグルトは、乳酸菌食品の代表格です。子どものころ、おなかの調子が悪いといえば、母がヨーグルトを用意してくれたものでした。

ヨーグルトの乳酸菌が、自分の腸内の善玉菌たちとケンカしないかどうかは、1日半パック(200g以上)を1週間ほど食べつづけ、様子を見るとわかります。変化があらわれなかったり、便秘が悪化したりしたら、相性が悪いということ。別のヨーグルトに切り替えます。

関連記事「ヨーグルトの選び方、食べ方」

日本の伝統的な発酵食品

お漬け物

お味噌やお漬け物、おしょうゆなどは、乳酸菌の力を借りてつくられる発酵食品です。昔から、わたしたち日本人が親しんできた食べ物ですから、からだにとてもやさしいのです。

こうしたトラディショナルな発酵食品に含まれる植物性乳酸菌は、ヨーグルトなどの動物性乳酸菌とくらべて、ずっと腸内環境を整える力が強いことがわかっています。

キムチ

キムチお隣の国の代表的な発酵食品「キムチ」も植物性乳酸菌がたっぷり10g中数十億もの乳酸菌がいますから、ヨーグルトなみの含有量ですね。

ただ、スーパーの店頭にならんでいるキムチのほとんどは、乳酸菌発酵によって製造されたものでなく、製造期間の短縮のため、酸味料と化学調味料で味つけした “別物” 。おいしいですが、乳酸菌の効果は期待できません。便秘対策としていただくなら本物を選びましょう。

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乳酸菌を増やす食品

納豆

糸引く納豆

納豆に含まれる納豆菌は、乳酸菌の弟分。おなかのなかで乳酸菌が増殖するのを支えます。それだけではありません。悪玉菌が発生させる有毒物質を、体外へ排出する働きも担ってくれるのです。

関西地方には、「納豆は苦手やねん」「あんなもん、なにがうれしゅうて食べないかんの」と方も少なくありませんが、1日1~2パック便秘を強力に予防することができます。

塩麹、生蜂蜜、オリゴ糖

塩麹

ちょっと前にブームだった塩麹(右写真)には、乳酸菌を増やす作用があります。塩麹には乳酸菌はいませんが、消化を助ける酵素をたっぷり含みますから、便通改善の効果が期待できます。

消化酵素という点でみると、生蜂蜜も要注目です。生きた酵素が消化を手助けしてくれますし、有機酸が善玉菌を増やすのです。

同様に、オリゴ糖腸内善玉菌を強力に増やす働きがあります。乳酸菌食品とあわせて摂取すると、さらに大きな変化を期待できます。

参考記事「オリゴ糖」

乳酸菌を摂る際の3つの注意点

1.乳酸菌と人の腸内細菌には相性がある

相性がいい知っておきたいのは、人間一人ひとりの腸と乳酸菌のあいだには相性があるという点。

外から摂取した乳酸菌が、あなたの腸内にもともといる善玉菌に気に入られれば、仲間としてうまくやっていけるのですが、そうでなければ増殖することもかなわず、そのまま道ばたで朽ち果てる運命となります。

わかった腸内細菌にも好き嫌いがあるンですね。家族そろって同じヨーグルトを食べているのに、HIYOKOだけおなかがくだった、というのはそのせいだったのです(ё_ё)

だから、なるたけ複数の種類の乳酸菌を一度に摂取したほうが、腸にマッチする確率があがるといういわけなのです。

2.熱をくわえない

熱に弱い乳酸菌は熱に弱いのです。50度で半時間、100度だと数秒ともちません。乳酸菌が生きていなくても、整腸作用そのものは変わらない、という説もありますが、各メーカーがこぞってプロバイオティクス(生きたまま腸に届く)乳酸菌を開発している状況をみると、生菌には生菌ならではのメリットがあるにちがいありません。

豚キムチが好きでも、乳酸菌で腸内環境を健全化しようと考えているなら、キムチはフライパンで炒めたりせず、生のままいただきましょう(ё_ё)

3.プロバイオティクス乳酸菌を選ぶ

普通の乳酸菌は、胃酸でほとんどが死滅してしまいますが、プロバイオティクス乳酸菌は胃酸に強く、生きたままで腸に届きます

お味噌やぬか漬け、キムチに含まれる乳酸菌は、じつは天然のプロバイオティクス。乳酸菌サプリメントに封入されている乳酸菌も、近ごろではたいていプロバイオティクスです。

手軽に乳酸菌が摂れるサプリは、体重増加が気になる妊婦さんにおすすめ。1カプセルにさまざまな種類(数~数十種)の乳酸菌を封入したものもあり、腸内細菌に適合する確率が高いからです。さらに、1度に摂取できる乳酸菌の数もケタ違いに多く、だれでも変化を感じやすいのが特徴です。

便秘解消以外にも、乳酸菌を摂取するメリットは大きい

腸は免疫の中枢わたしたちの健康を陰で支えているのは「腸」です。実際、免疫細胞の7割は、腸内に集まっています。では、免疫力の残り3割はなにがつくっているのでしょう? 「こころ」です。そして「こころ」を健康にする幸福ホルモンをつくるのは、これまた「腸」。正確には「腸」に暮らす腸内善玉菌たちなのです。

つまり、わたしたち人間の免疫は、「腸」が支えているということです。乳酸菌が働きかけるのは、人体最大の免疫器官であるこの「腸」。乳酸菌の力で、腸が元気になれば、免疫力はぐんとアップします。

がんや肝臓病、腎臓病、糖尿病、痛風などの生活習慣病は、食べすぎが原因と指摘する医師も少なくありません。これも、腸が元気なら心配にはおよびません。健康な腸は食べ物をしっかりと分解し、排泄やデトックスも活発。体内に余計な物質を溜めこみません。

腸が弱っていたら腸が弱っていたらどうでしょう。余分なものが体内に蓄積していきます。腸壁のバリア機能もきちんと機能しませんから、有害物質(食品添加物や農薬、重金属)をどんどん吸収してしまい、血液がこれを全身に運ぶと、さまざまな病気の火種になるのです。

善玉菌が減ると、悪玉菌が増えます。悪玉菌は、身体に深刻なダメージを与える毒素を大量に生みだします。こうしたことが、花粉症やアトピーなどに代表されるアレルギー疾患の元凶といわれます。事実、HIYOKOは乳酸菌を積極的に摂るようになってから、ひどかった花粉症がほとんど治ってしまいましたし、お肌もつるつるになりました。

赤ちゃんの体質赤ちゃんの体質は、遺伝子ともうひとつ、妊娠中のお母さんの食生活によって決まるといわれています。出産時の妊婦さんの腸内環境がそのまま赤ちゃんに引き継がれるからだそうです。こんなところにも「腸」は関わっているのです。すこやかな腸内環境を維持することは、わたしたちが健康に生きるために欠かせないといえるのです。

 

photo credit: Quim Pagans via photopin cc photo credit: takaokun via photopin cc photo credit: Kinchan1 via photopin cc photo credit: KOREA.NET – Official page of the Republic of Korea via photopin cc



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